原料と用途
PMF / PPFについて。
パーム中果皮繊維は、搾油工場で油を圧搾し、ナッツから分離した後に回収される繊維です。パームプレスファイバーとも呼ばれ、対応する産業用ボイラーの燃料に使用されます。
調達先での状態。
水分と繊維の状態は加工、取扱、保管条件により異なります。在庫と原料の状態はお問い合わせごとに確認します。適合性は受入設備の燃料・取扱要件により決まります。
製品参考情報
参考特性。
| 項目 | 文献参考値* |
|---|---|
| 発熱量乾燥重量基準 | ≈ 4,550 kcal/kg≈ 19.1 GJ/MT |
| 水分文献記載の調達時の状態 | ≈ 42% |
| 灰分乾燥重量基準 | ≈ 6.1% |
| 原料形状一般的な製品説明 | ばら繊維対応可能な前処理は要確認 |
| かさ密度・サイズ | 調達先により異なる供給可能な原料について確認 |
*文献の事例であり、供給範囲やAJP出荷品の試験結果ではありません。特性は調達先、前処理、取扱・保管条件により異なります。乾燥基準のエネルギーは配送される湿潤原料1トン当たりのエネルギーを表しません。
参考値について
上記の数値は、マレーシア搾油工場のバイオマスに関するMPOBの2008年資料に基づく一般的な参考値で、AJPの供給仕様ではありません。追加研究は試料調製、繊維回収、燃料利用の背景資料です。
- MPOB — Oil Palm Bulletin 56(2008年)、表1・2Chow Mee Chin、Mohd Basri Wahid、Chan Kook Wengによるマレーシアのパーム油産業における再生可能エネルギー用バイオマス資源の研究。表1は調達時の水分、表2は乾燥重量基準の燃料特性を示します。上記エネルギー値はkJ/kgから換算し、丸めています。
参考研究
- マレーシア — Idrisほか(2022年)、Frontiers in Chemical Engineeringマイクロ波支援によるパームバイオマス熱分解と、応答曲面法による炭化物収率・発熱量の最適化研究。2.1節と表1は気乾・粉砕した熱分解前PMF試料の特性です。搾油工場から配送される繊維ではなく、調製試料の実験結果です。
- オランダ — Wageningen University & Research(2025年)、報告書2606植物油の持続可能性に関する比較研究。3.1.2節はインドネシアのパーム油加工、中果皮繊維の回収と蒸気用ボイラー燃料への利用を説明しています。工程・用途の背景資料であり、上記の発熱量、水分、灰分の出典ではありません。全文はオランダ政府が公開しています。
同じ水分基準、原料調製、エネルギー定義で試験結果を比較してください。GCV / HHVは総・高位発熱量、NCV / LHVは真・低位発熱量です。MPOBの2008年の表は乾燥重量基準の発熱量を示します。補足研究は上記数値の算定には用いていません。
形状、かさ密度、サイズは前処理と取扱条件により異なります。供給のご相談時に調達先の状態と入手可能な試験結果をご確認ください。
調達・配送
リアウ州からのPMF / PPF調達・配送。
AJPは主にリアウ州でPMF / PPFを調達し、インドネシア国内の産業向けに陸上輸送を調整します。在庫、必要数量、配送先、LocoまたはFranco条件についてご相談ください。
PMF / PPFの供給を相談する
パームバイオマスが生まれる工程
パーム油製造工程
PKS・PMF・EFBの発生工程。
3つの原料は異なる工程で回収されます。EFBは脱果工程、PMFは圧搾後の繊維・ナッツ分離、PKSはナッツ破砕・殻分離工程で得られます。
01
果房の受入新鮮果房が工場に到着
→ 
02
蒸気殺菌蒸気処理で果房を加工に適した状態に
→ 
03
脱果果実を分離し、空果房をEFBとして回収
→ EFBの回収工程

04
消化・圧搾油を抽出し、圧搾残渣に繊維とナッツが残る
→ 
05
繊維・ナッツ分離PMF / PPFを回収し、ナッツは破砕工程へ
→ PMF / PPFの回収工程

06
破砕・殻分離ナッツを割り、核からPKSを分離
PKSの回収工程

簡略化した工程です。 参考:FAO — パーム油加工.
