原料と用途
PKSについて。
パーム核殻はパーム核を包む硬い殻で、搾油工場のナッツ破砕・核分離工程で回収されます。対応する産業用ボイラーでバイオマス燃料として使用されます。
調達先の現状で供給。
AJPは調達先で入手可能な状態のPKSを供給します。水分、殻のサイズ、異物は調達先や積荷により異なります。適合性は受入設備の燃料・取扱要件によって決まります。
製品参考情報
参考特性。
| 項目 | 参考範囲 |
|---|---|
| 発熱量 文献により報告基準が異なります | ~3,500–4,500 kcal/kg≈ 14.6–18.8 GJ/MT |
| 水分 明記されている場合は受入基準 | ~10–25% |
| 灰分 出典により乾燥基準または気乾基準 | ~2–5% |
| 異物 商取引上の暫定参考値* | ~0–3% |
| サイズ | ~5–50 mm不規則な殻片 |
公表資料および商取引上の参考範囲です。実際の特性は調達先、水分、加工状態、取扱・保管条件により異なり、AJPの供給仕様を示すものではありません。
参考値について
この広い範囲は製品情報のための暫定的な集約値であり、AJP出荷品の試験結果ではありません。単一の製品等級や受入基準として扱うことはできません。
- 日本環境省 — リアウ州調査(2021年)、表4-42つの殻試料の総発熱量は受入基準で4,256および4,503 kcal/kg、全水分は同基準で14.1%および15.6%、灰分は報告書の気乾基準で2.5%および2.6%でした。
- ERIA / IEEJ — AZECパートナー国のバイオエネルギー供給網開発(2025年)、表3.8インドネシアのバイオマス原料比較で、PKSの参考発熱量を3,500~4,200 kcal/kgとしています。
- Journal of Oil Palm Research — Haryatiほか(2018年)、表3査読済みMPOB研究では、気乾した未加工PKS試料の発熱量を19.5 ± 0.6 MJ/kg、水分を4.86 ± 1.29%、乾燥重量基準の灰分を2.17 ± 0.59%と報告しています。
文献ごとに試料調製と報告基準が異なるため、数値は直接置き換えられません。同じ基準・方法の試験結果を比較してください。
*異物と粒径は取扱上の暫定的な商取引参考値で、上記文献に基づく値ではありません。積荷ごとの要件と試験基準をご確認ください。
調達・配送
リアウ州からのPKS調達・配送。
AJPは主にリアウ州でPKSを調達し、インドネシア国内の産業向けに陸上輸送を調整します。在庫、必要数量、配送先、LocoまたはFranco条件についてご相談ください。
PKSの供給を相談する
パームバイオマスが生まれる工程
パーム油製造工程
PKS・PMF・EFBの発生工程。
3つの原料は異なる工程で回収されます。EFBは脱果工程、PMFは圧搾後の繊維・ナッツ分離、PKSはナッツ破砕・殻分離工程で得られます。
01
果房の受入新鮮果房が工場に到着
→ 
02
蒸気殺菌蒸気処理で果房を加工に適した状態に
→ 
03
脱果果実を分離し、空果房をEFBとして回収
→ EFBの回収工程

04
消化・圧搾油を抽出し、圧搾残渣に繊維とナッツが残る
→ 
05
繊維・ナッツ分離PMF / PPFを回収し、ナッツは破砕工程へ
→ PMF / PPFの回収工程

06
破砕・殻分離ナッツを割り、核からPKSを分離
PKSの回収工程

簡略化した工程です。 参考:FAO — パーム油加工.